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Zyxel GS1900 スイッチのゼロデイを約1,000台で悪用、最新ファームへ更新を

重要ポイント

  • 何が起きたか: Zyxel の GS1900 シリーズ(スイッチ)の管理画面に、認証なしでコマンドを実行される欠陥(CVE-2026-107441)。
  • 悪用の状況: GreyNoise は 8月17日ごろから、48か国で 996 台の侵害を観測しました。
  • 注意点: 6月に修正された CVE-2026-7273 のファームウェアでも、この欠陥は防げませんでした。
  • 対処: 10月22日以降の最新ファームウェアへ更新し、管理画面をインターネットに公開しない。
  • 公開日: Zyxel のアドバイザリは 2026年11月3日。CVSS は出典に記載なし。

バージョンと対処(まずここを確認)

製品影響を受けるバージョン修正版(これ以上にする)
Zyxel GS1900 シリーズ(10 機種)2026年10月22日より前のファームウェア(機種ごとの番号は公式情報を確認)2026年10月22日以降に公開された各機種のファームウェア

対処: Zyxel のアドバイザリで自分の機種の修正版を確認し、最新のファームウェアに更新します。管理画面は、インターネットから見えないようにしてください。

確認: スイッチの管理画面でファームウェアのバージョンを見て、アドバイザリの値と照らし合わせます。具体的なバージョン番号は出典の記事にないため、公式情報で未確認です。

概要

Zyxel は 2026年11月3日、GS1900 シリーズのスイッチの管理画面にある境界外書き込みの欠陥(CVE-2026-107441)のアドバイザリを公開しました。認証なしで、ネットワークから OS コマンドを実行できます。すでに悪用が確認されており、最新ファームウェアへの更新が必要です。

影響と対処

影響を受けるもの

GS1900 シリーズの 10 機種です。機種名とファームウェアの番号は、BleepingComputer の記事には載っていません。Zyxel のアドバイザリで確認してください。

どんな問題か

管理画面のパラメーター処理に不備があり、境界外書き込みが起きます。ネットワークから到達できれば、ログインなしでコマンドを実行されるおそれがあります。

経緯は次のとおりです。6月16日に Zyxel が CVE-2026-7273 を修正しました。9月21日に GreyNoise がこの機器への攻撃を公表し、CISA が CVE-2026-7273 を KEV(悪用が確認された脆弱性の一覧)に追加しました。その後、9月28日に Binarly が、修正済みの 10 本のファームウェアでも攻撃が通ることを確認しました。Zyxel は 10月11日に新しい脆弱性と認め、10月22日に修正版を出しました。

GreyNoise は、8月17日ごろから 48 か国で 996 台が侵害されたと説明しています。設定や認証情報が盗まれたとされます。

対処方法

  • 最新のファームウェア(2026年10月22日以降)に更新する
  • 管理画面を、インターネットに公開しない(管理用のネットワークや VPN からだけにする)
  • 侵害の疑いがあれば、設定の見直しとパスワードの入れ替えをする

確認方法

管理画面でファームウェアのバージョンを確認します。管理画面が外部から開けるかは、自社のネットワークの設定(ファイアウォールなど)で確かめてください。

対応チェックリスト

  • GS1900 シリーズのスイッチがあるか洗い出す
  • ファームウェアを最新(10月22日以降)にする
  • 管理画面をインターネットから到達できなくする
  • 侵害の疑いがあれば設定と認証情報を見直す