重要ポイント
- 何が起きたか: Google が Chrome 156 を公開し、353件の脆弱性を修正しました(Critical 6件・High 61件)。
- 対象と修正版: Windows は 156.0.8078.48、Mac・Linux は 156.0.8078.47 より前が対象です。
- 悪用の状況: 報道の時点で、悪用の確認は記載されていません。
- 対処: Chrome を再起動して更新します。Edge など Chromium 系のブラウザも、各社の更新を待って適用してください。
- 公開日: 2026年10月20日(日本時間では10月21日報道)
バージョンと対処(まずここを確認)
| 製品 | 影響を受けるバージョン | 修正版(これ以上にする) |
|---|---|---|
| Google Chrome(Windows) | 156.0.8078.48 より前 | 156.0.8078.48 |
| Google Chrome(Mac・Linux) | 156.0.8078.47 より前 | 156.0.8078.47 |
対処: Chrome を再起動すると更新が適用されます。管理者は、組織の端末に配信される更新の状況を管理コンソールなどで確認してください。
確認: Chrome のメニューから「ヘルプ → Google Chrome について」を開くと、バージョンの確認と更新ができます。
概要
Google は2026年10月20日(現地時間)に Chrome 156 を安定版として公開しました。修正した脆弱性は353件で、深刻度が最も高い Critical が6件、High が61件含まれます。Critical の多くはメモリ破壊の問題です。更新は数日から数週間かけて順次配信されるため、手動で更新と再起動を行うのが確実です。
影響と対処
影響を受けるもの
Windows・Mac・Linux 版の Chrome 156 より前のバージョンです。Chromium を土台にした Edge や Brave なども、同じ問題を引き継ぐ場合があります。
どんな問題か
Critical として公表された CVE-2026-113072、CVE-2026-113271、CVE-2026-113279、CVE-2026-113280、CVE-2026-113303、CVE-2026-113341 は、Skia、Accessibility、CSS、Paint、WebRTC などの部品に見つかったメモリ関連の不具合です。細工したページを開くだけで、ブラウザ内の保護をすり抜けられるおそれがあります。
対処方法
Chrome を最新版に更新し、再起動します。組織で一括管理している場合は、更新ポリシーで再起動の猶予が長すぎないかも見直してください。
確認方法
アドレスバーに chrome://version と入力するとバージョンを確認できます。
対応チェックリスト
- Chrome のバージョンを確認する
- 156.0.8078.47 / .48 以降に更新して再起動する
- 組織の端末に更新が行き渡っているか確認する
- Edge など Chromium 系ブラウザの更新も確認する
出典
- 「Chrome 156」公開、脆弱性353件を修正(Security NEXT、2026年10月21日)
- Chrome Releases(Google)


