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Chrome 156 と Firefox 159 で脆弱性を修正、Chrome はクリティカル4件(更新と再起動を)

重要ポイント

  • Chrome 156 と Firefox 159 が公開(2026年10月27日)。Chrome は52件、Firefox は約167件の脆弱性を修正
  • Chrome: 最高の「クリティカル」が4件(CVE-2026-118306・118331・118348・118344)。Windows・macOS は 156.0.8078.74、Linux は 156.0.8078.73 以降が修正版
  • Firefox: 深刻度「高」が約108件。サンドボックス回避(CVE-2026-117861・117868)などを含む。159 で修正
  • 悪用: 現時点で、悪用された(ゼロデイ)との記載は確認できていません
  • 対処: ブラウザを更新して再起動する。管理下の端末は更新の配布を急ぐ

バージョンと対処(まずここを確認)

製品影響を受けるバージョン修正版(これ以上にする)
Google Chrome(Windows・macOS)156 より前156.0.8078.74
Google Chrome(Linux)156 より前156.0.8078.73
Mozilla Firefox159 より前159

対処: Chrome は「設定 → Chrome について」で更新を確認し、「再起動」を押します。Firefox は「設定 → 一般 → Firefox の更新」で 159 にします。更新後に再起動しないと修正は有効になりません。

確認: Chrome は chrome://version、Firefox は「Firefox について」でバージョンを確認します。Firefox ESR を使っている場合は、Mozilla の ESR 向け告知(ESR 153.6・115.44)も確認してください。

概要

2026年10月27日(現地時間)、Google が Chrome 156、Mozilla が Firefox 159 のセキュリティ更新を公開しました。Chrome は52件、Firefox は約167件の脆弱性を修正しており、どちらも件数の多い更新です。業務でブラウザを使う端末は、早めに更新して再起動してください。

影響と対処

影響を受けるもの

Chrome 156 より前の Windows・macOS・Linux 版と、Firefox 159 より前の版が対象です。

どんな問題か

Chrome のクリティカル4件は、ファイルシステム周りのメモリ破損(CVE-2026-118306)、File API の入力検証(CVE-2026-118331)、Skia の入力検証(CVE-2026-118348)、レイアウト処理の解放後使用(CVE-2026-118344)です。悪意のある Web ページを開くだけで、ブラウザの保護をすり抜けられるおそれがある種類の問題です。Firefox では、ページ遷移やネットワーク処理でのサンドボックス回避(CVE-2026-117861・117868)、同一オリジンポリシーの回避(CVE-2026-117860)、JavaScript エンジンの JIT の誤コンパイル(CVE-2026-117890)などが修正されました。なお Mozilla は今回から、内部で見つけたメモリ安全性のバグをまとめず、1件ずつ告知する形にしたため、件数が多くなっています。

対処方法

ブラウザを最新版に更新し、再起動します。会社の端末は、管理ツール(Google 管理コンソール、MDM など)で更新の配布状況と、再起動されていない端末がないかを確認してください。

確認方法

Chrome は chrome://version で 156.0.8078.73 / .74 以降かを、Firefox は「Firefox について」で 159 以降かを確かめます。

対応チェックリスト

  • Chrome を 156.0.8078.73 / .74 以降にして再起動する
  • Firefox を 159 以降にする(ESR は ESR 153.6 以降)
  • 管理下の端末の更新状況と、再起動待ちの端末を確認する
  • 悪用の有無は Google・Mozilla の続報を確認する

出典